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・夜盗蛾 作品一覧に戻る

2007/05/18
昼頃、ベランダのアイビーの葉にて夜盗蛾(害虫)の4齢幼虫を捕獲。虫かごにレタスと共に入れるとすごい勢いで葉を食べ始める。休み休み食し、黒っぽい糞をした。体は黄緑色をしている。

2007/05/19
朝。カゴを洗って拭く。新しい葉を与えるとまた食べた。体の色は少し緑が強くなり、糞の大きさは倍。少し大きくなった。

2007/05/20
朝。大人しくしている。頭部が昨日よりぴかぴかしている気がした。キャベツの外側の部分を与えるがあまり食べない。レタスも上に添えるが動かない。夜。葉にはほとんど食べた形跡がなく、糞もゼロ。

2007/05/21
朝。キャベツの葉の裏を覗くと終齢幼虫に変身していた。脱皮の皮は見当たらない。黒い糞と透明な糞がある。またキャベツの葉を入れる。夜6時、葉の裏を覗くとひときわ大きくなっている。8時。しきりに動いてキャベツを食べる。10時、葉の表で停止。

2007/05/22
朝。小松菜の葉を与える。キャベツの葉をどけるとき裏返ったのに葉にしがみついたまま反応なし。しばらくしてから小松菜の葉を食べ始める。強引に口で葉を持ち上げては下に落としたりしている。夜8時半、黒い糞がたくさん転がっている。葉の表に黄色い雫を二粒発見。おしっこだろうか。夜盗虫は停止している。体長は4.5センチにまでなった。10時。葉が減っており、今までのように糞をしている。

2007/05/23
朝8時、小松菜を与える。食べてる。夜。5センチは超えた。

2007/05/24
朝10時、小松菜を入れ替えるとカゴの端をうろうろし始める。夜10時半、葉を半分以上食べカゴのすみで体を折って停止。11時15分。カゴの壁にへばりついている。どこかへ行きたいように見える。夜盗虫は土の中で蛹になるらしいから、100円ショップで買った土をカゴの端に少し入れる。どの程度あればいいのかわからないが、できれば蛹になる瞬間が見たい。

2007/05/25
朝8時半、うろちょろしている。カゴを拭いて新しいキャベツの葉を入れる。しばらくすると土に体を頭から半分つっこんで停止。夜6時半、バイトから戻ると土をつかんでいた。キャベツは減っていない。うろついた後キャベツや土に噛み付くが食べてはいない。土に頭を突っ込む。8時半。土に潜り、姿が見えない。9時半。再びうろちょろ。姿が消える。11時。キャベツの葉の下にいたのが出て来てうろちょろ。

デジカメが壊れているので絵で記録。

2007/05/26
朝8時、うろちょろ。葉は減っていない。食べないから体長が 4センチ程に減っていた。キャベツの葉の裏を覗くとキャベツの細かい欠片がたくさんあった。食べないのではなく食べれないのだろうか。まずいと思い、とりあえず土をもっと足すと夜盗虫はすっかり潜って出て来なくなった。

2007/05/29
午後1時半。マンションの廊下の壁に夜盗蛾の成虫を発見。左右対称で羽の欠けていない様が立派に見えた。うちのはどうなってるんだろう。

2007/06/08
午後3時半。土を掘ってみるが蛹を見つけられず、新聞紙に土をばらまいたら赤褐色の蛹が出て来た。全長2センチ未満。再び虫かごに土に入れて蛹を置き、上から土をかけた。乾燥していたせいかかさが減ったので、足しておく。土は掘ったとき下の方がひんやりしていて、断熱効果が確認できた。

2007/06/14
ネットで他の夜盗虫を育てている人の観察記録を見ていると、土なしでも蛹になった例があった。そして、蛹から10日で孵る例もあれば、2ヶ月近く孵らない例もあった。蛹になる時に自分の体の上の部分だけに糸を吐いてまゆを作る記録もあったが、にま家の夜盗虫では確認出来なかった。しかし、まゆを吐き出すような体に変化するのなら、野菜が食べられなくなっていても不思議じゃないと思った。

2007/07/26
掘り起こして触ったら動いた。前は動かなかったので、変化はあるんだなと思った。


(デジカメ復活)

2007/08/11
夜、明日からお盆で田舎へ行くので、その間に孵ってもいいように土を足してベランダに出す。雀が砂浴びしにこなければ大丈夫なはずだ。

2007/08/19
早朝、帰宅。虫かごを掘り返すとまだ蛹があった。

2007/08/23
新たに夜盗蛾の終齢幼虫を見つける。捕まえると青い液を吐かれた。蛹の居る虫かごに入れると丸まったまま停止。電気を消すと動いた。もういらなそうだが、キャベツを入れておく。

2007/08/24
朝になるとキャベツが欠片だけ残っていた。姿はない。

2007/08/25
朝、キャベツの欠片もなくなっていた。夜に活動し、昼は地中に潜る夜盗虫らしい行動だ。夕方、キャベツを足しておく。

2007/08/26
変化なし。もう出て来ないだろう。

2007/09/11
夜中の1時18分。暗闇の中、何気なく虫かごに目をやると蛾がはばたいていた。シンメトリーで立派過ぎる。たぶん、後で入れた方の幼虫だろう。電気をつけても羽ばたいていたが、虫かごをずらすと止まった。種類を調べると、オオチャバネヨトウに似ている。ベランダに出て、指にとめてみると大人しくてかわいかった。五分程するとぷるぷるして、かなり高く飛んで行った。

2007/09/13
夕方7時過ぎ。母が冷蔵庫のピーマンを切ったら夜盗虫が出て来た。新参者ゲット。見た事のない体の色をしている。虫かごに入れようとしたら蛾がいた。体長とフォルムからいって確実にこちらが最初の夜盗虫だろう。小太りだ。ノーマルの夜盗蛾のようだが、あまり動かない。羽が短く見えるので、まだ延びきっていないのかもしれない。一時的に新参者と同居して頂く。新参者はハスモンヨトウかもしれない。夜中の12時20分。夜盗蛾を指に留めてベランダへ。やはり五分程してぷるぷるし始めた。そして飛び立った瞬間、落下した。踏み切りが悪かったのか、羽が弱いのか、でぶすぎたのか。やっぱり土をさっさと入れなかったのはマイナスだと思った。うちはマンションで下には花壇を作って住んでいる人がいるので、見つけられる前に逃げて頂きたい。


同棲。

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